バーミキュラのライスポットはよさそうだけど高い…。と思っていませんか?
実は私がそうでした。
なぜなら、炊飯器に7万円以上…と高額だからです。
でも、ごはんを炊くだけでなく、低温調理もでき、マルチに使いこなしているので、買って後悔はありません!
この記事では、実際にバーミキュラのライスポットを購入し、利用歴3年の筆者が、バーミキュラライスポットについて解説します。
この記事を読み終えると、バーミキュラライスポットとは何か、どんなことができるのか、メリット・デメリットがわかります。
【メリット】バーミキュラライスポットのいいところ
バーミキュラライスポットだけに、ごはんを炊くことはできます。
しかし、今回はそれ以外のメリットをお伝えしたいと思います。
IT調理器はコンロの代わりとしても活躍、メンテナンスも簡単
コンロの数が足りないおうちにとっては、1口増えることになります。
IH調理器をふき取るだけでメンテナンスが完了します。
バーミキュラのポットの底自体が深いので、フライパンに比べて外に油などが飛び散りにくいのもメリットです。
ガスを使わないのでほったらかせる。
ガスコンロを使っているとなかなかほったらかしとまではできませんが、
IH調理なのでバーミキュラライスポットはほったらかしが可能。
バーミキュラ自身が異常検知をしてくれるシステムがあるため、
ほったらかしても安心です。
ながら調理ができるため、助かります。
無水調理が可能
密閉力が高いので、無水調理が可能。
食材から水が出てきて、おいしいスープが出来上がります。
実際に完全に無水だと焦げてしまうこともありますが、通常のお鍋でスープを作るときよりもお水の量は少なくていいです。
もりもりに乗っけすぎてしまいましたが、これが、こうなります。
水位も上昇しています。その分スープもおいしくなりました。
ただし、水位が上昇する分、吹きこぼれに注意が必要です。
保温、低温調理も簡単に可能:焼き芋、自家製サラダチキンがおいしい
1℃単位で温度調節ができるため、新たに低温調理器を買う必要はありません。
なんちゃって焼き芋もおいしいです。
サツマイモの種類によっては蜜が出てきます。
バーミキュラライスポットで焼き芋を作ってみた記事はこちら。
パサつきがちなささみも低温調理でジューシーになります。
市販のサラダチキンよりもジューシーです。
細かく温度調整ができるので、こんなジューシーさがこんなに違うんだと驚くことも。
ポリ袋調理で簡単に作れるため、もう市販のサラダチキンは購入していません。
あと、洗い物を減らすため、ポリ袋調理をよくしていますが、お鍋で調理していた時は、袋が破裂していたこともありました。
ライスポットは細かく温度調整ができるので、ポリ袋調理の失敗もないのも◎
見た目で操作できるので使いやすい
バーミキュラライスポットは、機械オンチの方でも安心。
スマホのように見た目で操作できる、ユーザーフレンドリーなつくりだと思います。
「ごはん or 調理」→「○合」→「白米 or 玄米」
「ふつう or おこげ or おかゆ」などの選択をしていくだけで簡単。
事実、機械オンチの私でも説明書なしで操作できています。
モノを持たなくていい:複数の器具が不要で、省スペース化できた
バーミキュラライスポットは、
- 無水調理
- 保温調理(低温調理)
- 炊飯
と少なくとも3つの役割をこなしてくれます。
なので、結果的には、
- 無水調理の鍋も不要
- 保温調理用の器具も不要
- 炊飯ジャーも不要
になりました。
これだけマルチ使えるなら、結果的にはお値打ちになったかなと思います。
片付けが大の苦手な筆者…。
ミニマリストとまでは言わないものの、片づけなくてもいいよう、できるだけモノを持たない暮らしをしています。
狭いおうちでの暮らしで省スペース化ができるのは、かなりポイント高いです。
有料の修理サービスがある
有料の修理サービスがあり、長く使える環境が整っています。
モノにあふれたこの時代ですが、毎度モノを捨てるときに、ああもったいないって思っていませんか?
しっかり手入れができるので、長く使えることができます。
特別にケアしていないせいか、だんだん剥げてきました。
まだ修理サービスは使ったことがないですが、ぜひ使いたいサービスです。
新しいものを買うのはもったいないと思ってしまうので、有料でも修理をしてくださるのはありがたいですね。
【デメリット】バーミキュラライスポットのここがよくなったらいいなと思うところ
バーミキュラライスポットと炊飯器を比較したら、どうかというのが気になる点ではないでしょうか。
ここではデメリットに加えて、炊飯器と比較して、バーミキュラライスポットにできない点もお伝えします。
やっぱり高い…
炊飯器として考えれば高いです。
炊飯器のモノのもよりますが、通常の炊飯器の倍くらいのお値段じゃないでしょうか。
お安い買い物ではありませんし、筆者も購入時には相当迷いました。
購入にはかなりの勇気が必要になりましたが、マルチな役割ができることに気づき、後悔はないです。
ポットが結構重い
どのホーロー鍋も同じと思いますが、重いです。
ポットの重さだけで4kg近くあり、スープなどを作ると結構な重さになります。
底の方のスープはすくいにくく、最後まですくおうと思うと一人ではうまくできません。
洗うのもちょっと大変。
体力に自信のない方はお気を付けください。
なので、洗い物がめんどくさい筆者は、アルミを敷いて焼き芋→ポリ袋調理→炊飯など、なるべくまとめて調理をするようにしています。
バーミキュラの使用中にごはんは炊けない
当然ですが、バーミキュラライスポットを通常のお鍋として使用している間は、バーミキュラライスポットは使えません。
なので、バーミキュラの無水調理のカレーライス+バーミキュラでごはん など、同時にするということはできないです。
どちらかを先に作っておく必要があります。
ごはんをまとめ炊きするクセがついているので、デメリットには感じません。
ごはんの保温機能がない
実家では炊飯器の保温機能を当たり前のように使っていた筆者ですが、
昼に炊いたご飯でも夜に温かくいただく…ということはできません。
筆者は、ポットを何度も洗うのがめんどくさいのもあり、炊飯する場合は、毎回大量にご飯を炊き冷凍しています。
なので、保温機能がないならないで、個人的には特に困りません。
スイッチを押す回数が多め
以前は、スイッチポン(1つ)で炊ける炊飯器を使っていました。
ジャーには目盛りがすでにあり、目分量で炊飯ができました。
ごはんを炊くという意味では、炊飯器のほうが楽だと思います。
バーミキュラライスポットは調理もできるので、
「お米を炊く」「調理する」の機器の操作が必要です。
要は、スイッチを押す操作が何個か増えます。
例えば、バーミキュラライスポットだと「お米を炊く」→「○合」→「白米 or 玄米」
「ふつう or おこげ or おかゆ」などの選択が必要です。
なので、めんどくさい人にはめんどくさいかもしれません。
とはいえ、最近の炊飯器も「白米/急速」など選んだりするので、ボタンを押す回数はそんなに変わらない機種もあります。
バーミキュラには目盛りがないので、いつも計量カップを使っています。
細かく温度設定ができたり、マルチな役割を担ってくれているので、これは仕方がないところ。
筆者にとっては、細かい設定をするだけで、おかずがおいしくできたり、マルチに働いてくれるので、特に気になりません。
お米が底にひっつきやすい
炊飯ジャーで炊いていた時と比べて、お米が引っ付きやすいなと思います。
通常の調理をしていると、コーティングがはがれてきやすいので、なおさら。
筆者の対策としては、炊きあがり後、すぐにひっくり返さず、10分くらい経ってからごはんを混ぜることです。
無印良品のシリコンスプーンで混ぜています。
そうすると底にくっつきにくくなりました。
【まとめ】バーミキュラライスポットどう?
バーミキュラライスポットのメリット
- ほったらかし調理ができてラク
- マルチな役割:炊飯以外の調理ができ、無水調理、低温調理で料理の幅が広がる
- メンテナンスも簡単
- 機械オンチでも見た目で操作可能
- コンロが一口増える
- モノを持たなくていい:複数の器具が不要で、省スペース化できる
バーミキュラライスポットのデメリット
- 炊飯器としてはお値段が高い
- バーミキュラ(ホーロー鍋)自体が重い
- バーミキュラの使用中にはごはんが炊けない
- ごはんの保温機能がない
- スイッチを押す回数が多め
- お米が鍋底にひっつきやすい
バーミキュラライスポットは、炊飯器としてごはんを炊くことに特化していませんが、ごはん以外にも使える炊飯器がほしいという場合は、バーミキュラライスポットで料理の幅が広がります。
事実、バーミキュラライスポットのおかげで、低温調理など今までにやったこともなかった調理が簡単にできています。
そして、週末にまとめてポリ袋調理をし、時短貢献してくれています。
かなりお値段は張りますが、1台で何役もこなしてくれ、筆者にとってはメリットの方が断然大きかったです。
この記事が参考になれば幸いです。
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